SONY やPANASONIC やNIKE やHONDA などの「ブランド」のことを中国語で「品牌(pin pai)」といいます。いや有名なブランドなら「名牌(ming pai)」というべきかもしれません。
お酒ではジョニーウオーカーブラックラベルなら「黒牌(hei pai)」、ゴールドラベルは「金牌(jin pai)」のように表現します。ちなみににシーバス・リーガルは「芝華士(zhi hua shi)」です。
牌の意味はわかりましたか?
先日お店で「給我黒牌」(ブラックラベルをください)といったら、出てきたのはBlack and White。「あれ? あ そうか!」Black and Whiteは中国語では「黒白(hei bai)」なのでした。
黒牌(hei pai) と 黒白(hei bai) 同じ酒で同じような発音で紛らわしいです。耳の悪い源内さんにはどうしようもありません。
同じように困るのは 40 と 14 や 売る と 買う などです。40は si shi 14は shi si うーーん
売るは mai(4声) 買うは mai(3声) ほとんど判別不可能。
でも自分からしゃべる時は区別する手もあります。40と14は北京語だと難しいので福建語にします。4は「shi」 10は「zap」なので簡単です。売買は後ろに給你や給我をつければ大丈夫。
日本語では「売買」といいますが、これは正しくないと思います。中国では意味が通じません。商売は物を仕入れて(買って)から売って利益をあげるものです。ですから売って買うのではなく、買って売るのが正しいのです。(最近では株など売って買うのもありのようですが) 日本語の「売買」を中国語に翻訳すると「買賣」つまり「買売」となります。発音が紛らわしいので偉大な祖先が間違えてしまったのでしょう。
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